北朝鮮による日本人拉致問題等の早期解決を求める意見書

呉屋等

2015年06月30日 20:45

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宜野湾市議会6月定例会も昨日、6月29日(月)に閉会しました。本日の新聞にあるように「マスコミ報道による百田尚樹氏の沖縄侮辱発言に対する抗議決議」については、10時に開会したあと、すぐに本会議を休憩し会派会議、議会運営委員会を経て午後3時頃にようやく本会議を再開しました。

実は、この最終日にもう一つ重要な意見書を全会一致しましたが、マスコミは何処も取り上げていません。

それは「北朝鮮による日本人拉致問題等の早期解決を求める意見書」を全会一致で可決しました。その前段に、今議会に陳情されました
「沖縄県出身の特定失踪者の救出について」を全会一致で採択しました。

沖縄県内には、宜野湾市の2名を含む25名の方が北朝鮮による拉致の疑いを排除できない不明者として沖縄県警察本部のホームページに公表されてあることは以前にも紹介しました。今回の陳情では、①拉致の可能性を排除できない失踪者に関する担当者を配置し、市民に広報するとともに、県内外に対して情報を求めることや、
②全ての拉致被害者の救出や北朝鮮による拉致の可能性を排除できない失踪者の調査を政府に要請することを求める内容でありました。
①については、市役所の対応で②については国へ意見書として要請することに決まりました。

今議会へ上程されたこの陳情は、経済建設委員会で取扱いました。予定では二日間の審議予定でしたが、参考人聴取から意見書作成の為1週間延長し、経済建設常任委員会にて全会一致で採択し本会議でも全会一致となりました。これだけ時間を掛けて決議した意見書でしたがマスコミは掲載しませんでした。(自分で掲載できるように頑張ります)

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