基地内避難協定を申請

呉屋等

2011年05月18日 12:24

ご訪問ありがとうございます。

久しぶりの太陽ですね。

さて、昨日の新聞報道によると 宜野湾市が国へ津波災害時に住民が基地内道路を通って避難する現地実施協定を申請した。とありました。

宜野湾市の西海岸地域は、海に近い地域であり、津波の避難も大きな問題です。昨年の津波注意報や今年3月11日の時も伊佐交差点から喜友名へあがる県道は大渋滞だった。と聞いています。


今回、宜野湾市が避難ルートとしているのは現時点で2つ。国道58号線、普天間飛行場の大山ゲート(国道からは入口は見えません)市道の佐真下ゲートに抜ける普天間飛行場内。



北谷町北前のゲート。奥には、建設中の海軍病院が見えます。

もうひとつは、北谷町北前の国道58号線沿いのキャンプ瑞慶覧基地内から普天間地域へ抜ける道路。

とってもいい提案であり、日米両政府は宜野湾市の申請を受入れるべきだと思います。


宜野湾市は、市長が変わり基地問題に対して現実的な問題解決に向けても取り組んでいると思います。
5月号の市報でも報告されてありますが、「宜野湾市・普天間基地クオタリーミーティング」が7年ぶりに開催されたそうです。

安里市長、普天間基地司令官、キャンプフォースター司令官が災害発生時における基地内のゲート開放と住民の一時避難などで協議したそうです。次回は、普天間基地内で開催されるそうです。

基地反対もしながら現実的な対応について、しっかりと議論する為のテーブルに着く。この事が大事であると思います。
ちなみに、伊佐交差点から北谷町北前のゲート入口までの間は、基地のフェンスが張り巡らされています。

宜野湾市のホームページに予定避難ルート図が掲載されてありますのでご覧下さい。http://www.city.ginowan.okinawa.jp/DAT/LIB/WEB/1/tizu3-1.pdf

今回、避難時に2つのゲートが開放された後は、もう1か所、伊佐地域から直接基地内へ入れるゲートを設けて欲しいと思います。

今回7年振りに開催された市と米軍とのミーティング。市民にとって有意義なものになることを期待しています。

関連記事