港区へ電線類地中化事業について視察
お越し頂き ありがとうございます。
久しぶりのブログ更新になります。
去る1月23日(月)会派の6名で東京都港区へ電線類地中化事業の政務調査へ行きました。
港区役所は東京タワーの近くにあり最寄りの駅から区役所まで歩いて向かいましたが途中も道路には電線が無く、景観も良く感じました。
昨年12月9日に無電柱化推進法が成立しましたが、港区ではその以前から電線類地中化に取り組んでいます。
平成8年4月に基本方針を策定し、その後、国の「無電柱化推進計画」の策定や技術革新を踏まえ平成17年4月に基本方針を改訂し平成26年4月には「港区電線類地中化整備方針」を策定しました。
港区では平成32年度までの電線類地中化する道路の計画が策定してあります。
電線類を地中化することにより、防災機能の強化。例えば避難道路や緊急輸送道路などの避難、救助、救援、復旧支援の道路が確保されます。
また、歩道内の電柱や電線類を地中化することにより、歩行者はもちろん、ベビーカーや車いすなど誰もが安心して快適に移動できる空間を創出できます。
財源の内訳は、国交付金55%、都補助金22.5%、区市町村単独費22.5%になります。港区では区道の専用費用が年間約50億円ある事も事業を推進する上での大きな財源となります。
区役所内での説明のあと六本木まで電車移動し担当者から説明を受けました。地上機器の設置の場所の問題等課題もありますが、技術の進歩と地域住民の理解は必要です。
現在、宜野湾市内では国道58号線の電線地中化工事が進められています。厳しい財源の中、市内における電線類地中化は、これから行う都市計画道路の整備や区画整理事業など国の高率補助活用して進めていく手法だと思います。
その為にも、電線類地中化整備検討部会を立ち上げ、その後検討委員会そして電線類地中化整備計画方針を策定することを提案したいです。
港区の担当者のみなさん、お忙し中、寒い中、現地視察まで対応して頂き ありがとうございました。
関連記事