視察(県内・県外)
市が株式会社を設立
窓口にて市民サービスを行う 高浜市総合サービス㈱の社員
本日、11月19日(水)より2泊3日の予定で、所管事務調査(総務常任委員会)を愛知県高浜市、三重県四日市へ視察研修へ出かけました。飛行機の出発が1時間以上も遅れましたがなんとか高浜市役所へ到着しました。
愛知県高浜市は人口4万4314人(平成20年4月現在)予算規模は、一般会計122億9,330万円、自主財源比率は75.9%であります。
さて、高浜市への視察目的は 平成7年3月に設立されました「高浜市総合サービス株式会社」について学ぶためです。
資本金は、5,000万円は全額を高浜市が出資しました。この会社設立は、現在の市長5期目が当選し、税収による市役所の人件費が40%で占める割合が高く、民間企業なら倒産している。この現状を改革する為に、民間で出来ることは民間で。
市の担当者より説明を受け その後質問をしました
参考になったことは沢山ありあましたが、一部を紹介します。まず、従来市役所が行っていた行政サービスをこの会社に委託します。その内容は、1、公共施設管理サービス事業 これが更に13業務あります。2、医療事務サービス事業 ①レセプト点検サービス業務を含め2業務 3、給食サービス事業 4、用務員サービス事業 5、市役所窓口サービス事業 など11のサービス事業を行います。
効果を検証してみると 財政的には11サービス事業37業務を市の職員が行った場合年額で4億100万円の削減。実施前といまでは、職員も112人削減できたそうです。
実施について職員組合からも反対はなかったそうです。また、市民サービスも問題なく優秀な人材も多いそうです。
そして、雇用創出の面でも243名の社員(正社員80名、臨時163名)市内の人は、206名で87%だそうです。臨時社員の中からやる気のある人を正社員に登用するのも魅力です。
また、利益もあげていますが役員13名は無報酬だそうです。これは、いわゆる天下りを防ぐ為だそうです。民間出身の市長がリーダシップを発揮し行財政制改革を成し遂げております。
PS:ホテルにはブログを更新出来ませんでしたので、名古屋市のインターネットカフェから送信しています。名古屋は沖縄よりも暗くなるのが約1時間早いかも。そして、4度くらいか 寒くなっています。明日は、三重県四日市市です。
市の公用車を白黒のツートンカラーにする
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