視察(県内・県外)
夜間中学校へ支援を!2
英語の授業風景(先生一人、サポート3人 ボランティアのみなさんが支えております)
ご訪問ありがとうございます。
さて、2月13日(金)のブログの記事「夜間中学校へ支援を!」のなかで 珊瑚舎スコーレさんが沖縄県議会に要請をした件について現在分かったことをご報告します。
沖縄県議会へ珊瑚舎スコーレさんより 平成16年、平成17年、19年と3回の陳情が提出されており、16年、17年の陳情は「採択」されておりました。沖縄県教育庁より処理の概要がでていました。平成19年に提出された陳情は結局「審査未了」となり結論が出せない結果になっております。
陳情について ①沖縄県における学齢期を過ぎた義務教育未修了者の実態を調査さること 結果⇒現在 29市町村に確認したところ、一部地域を除いてほとんどの市町村が個人情報の取り扱いとの関係や学籍簿の保存期間が過ぎている事から難しいとの回答。しかし、本県の特殊事情として実態把握の方法について検討する必要があると考えております。
卒業後の認定や補助金等の支給については、学校教育施行規則などに照らし合わせて、今のところ困難であると考えております。
県民への周知は、沖縄県のホームページを活用して珊瑚舎スコーレをNPO法人として県民に広くその活動の概要を紹介しております。(平成16年、17年の陳情に対する対応)
しかし、その後状況に変化があり、平成21年3月の卒業生からは卒業認定を行うようになりました。とあります。
法律や規則の中で難しい問題はありますが、以前は、出来ないと回答していた卒業認定が関係者のご努力のお蔭で「卒業認定」が認められたのは一歩前進だと思います。
沖縄県議会議員をはじめ、教育委員会や県民のみなさんが、この件に関してもっと関心を持つ事が大事であると思います。
平成20年1月24日の琉球新報に「南城市で、戦中・戦後の混乱の中で義務教育を十分に受けられなかった人を対象に、小中学生と一緒に授業を受ける方の記事が記載されておりました。
珊瑚舎スコーレさんのホームページです。ごらんください
http://www.sangosya.com
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