こんにちは。
TPPの件、農業関係者さんたちが真っ先に声を上げてそれが大きく膨らんだ為に、農業だけの問題と勘違いされている人が多いのではないかと心配しています。
TPPは農業だけではなく、非常に広範囲に亘ったものです。
その中で一番恐いと思ったものを、以前にブログで書きました。

http://zerodoppelganger.ti-da.net/e3109883.html#more

補足すると、「政府調達に関する協定」では『物品20万SDR（特別引出権、約2千5百万円）、技術的サービス150万SDR（約1億9千万円）、建設1千5百万SDR（約19億円）』の足切りライン（これ以下は国内企業限定可）だったのが、TPPでは『物品5万SDR（約630万円）、建設500万SDR（約6億3千万円）』まで引き下げられます。

政府調達には地方自治体も含まれていますから、当然、沖縄県や宜野湾市が発注する公共事業でも、この足切りライン以上の金額のものには、海外企業が参加できるようになりますね。
TPP参加の新興国が低価格低人件費で日本に押し寄せた場合、地場の中小企業等には死活問題になるんではないでしょうか。

そして何よりも問題なのが、参加そして議論を表明しておきながら、TPP全文の日本語翻訳が政府、外務省から公開されていないことです。
これで一体我々国民は、何を知り何を議論できるというのでしょうか？

つくちゃんさんへ

コメント頂きありがとうございました。
大変参考になり、勉強にもなりました。

今後ともよろしくお願い致します。

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