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昨日は、「普天間飛行場周辺まちづくり事業修正計画」検討委員会の３回目の会議を傍聴させて頂きました。
私自身、初議会から５年近くこの問題に取りくんで来ました。この事業を市へ答申するこの検討委員会。

傍聴人ですねので、発言はできませんが、何度も、発言したくなり、同時にもどかしさもありました。
整備計画では、結局３案がそのまま採択され、あとは宜野湾市が調整することになりました。

この事業の基本的概要と平成１８年３月に休止になった理由を行政側の説明不足を感じました。
冒頭、市長が議会で発言した「普天間飛行場の一部である、市民広場を返還させて野球場を建設」ことについては、この会議では、別にするとのことでしたが、正直不安です。

さて、３月定例議会での一般質問　２番目は「都市計画道路３‐４‐７１号普天間線（万年通り側）の早期整備と交通安全対策について」を質問しまいした。

この問題も以前から取り組んでい問題の１つです。
昭和４２年の都市計画道路決定から、４２年が経過しました。都市計画道路に決定すると、該当する道路になる部分の家屋の新築や大掛かりな改修（例えば鉄筋にする）などができません。いわゆる法律の網がかかった状態になります。

この道路、１５００メートル部分の内、約1,230メートル部分は完了しています。しかし、この万年通り側は着工の目途さえないのが現状であります。

平成21年1月に開催されました、宜野湾市都市計画道路見直し検討委員会では、評価７０点で都市計画道路の継続が決定されております。



昭和42年の都市計画道路決定から42年経過。老朽化する家屋の耐震化も心配。交通量の多い交差点にもかかわらず、時差式信号でもなく、「赤信号」になって、右折する危険な状態。

財源不足を理由に、42年経過した現在も実行できていません。私は、財源についても「防衛省関係の補助」を活用してはどうか？と提言しました。部長の答弁では、仮称社会整備交付金の活用を検討したい。と昨年3月に答弁されたので、検討の結果について尋ねると、今度は、防衛省関係補助も含めて検討したい。とのことでした。つまり、何も検討しなかった。と結論になります。

法律の網がかかり、家屋の建替えもできない状態を行政は42年放置したままであります。私は、現在の家屋は老朽化もしており、台風や地震等の自然災害で万が一、家屋が倒壊したら行政の責任は重要であると追求し、市長へ早期に整備すべきであると提言しました。

市長も、平成23年度の早い時期に検討作業を始めたいと。答弁されました。前市長からしても、初めて前向きな答弁を聞く事ができました。しかし、安心することなく　今後もさらに議会で取り上げていきたいと思います。

また、この道路は国道、県道、市道との交差点で、朝夕通行量が多いです。それにもかかわらず、信号機は、右折矢印もなく、時差式信号でもありません。平成19年3月議会でも、交通安全対策で、時差式信号に変更すべきであると述べました。
当時の答弁では、「宜野湾署へ要請したい」とのことでしたが、あれから4年経過しても何もかわりません。再度、要請するとの答弁でした。

あまりにも時間が掛かる問題ですが、担当部も一生懸命要請していることは間違いないと思います。あきらめずに何度も、何度も議会で取り上げて、提案していくことも大事であると思います。

継続は力なり。鉄は熱いうちに。両方を同時に行う事が大事だと思います。