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現在、宜野湾市のキャンプ瑞慶覧旧ハウジング跡地に建設中の「在沖米国海軍病院」の問題について、私がこれまで市議会の中で取り組んできた事について再度、ご報告します。

この歴史の事実を知ることが大事です。

平成8年（1996年）のSACO合意により、現在、北谷町のキャンプ桑江にあります　在沖米国海軍病院の宜野湾市のキャンプ瑞慶覧への移設が決まりました。

当時の比嘉市長は、4年間悩み、苦渋の決断として「当市としては事情やむを得ないと思慮しますが、当該移設整備等の実施にあたっては、返還後の跡地利用支援及び地元の要望事項について特段の配慮をお願いします。」の文書で、平成12年7月に国へ回答し、９つの要望事項をされました。

しかし、平成15年市長に就任した方は、移設に反対しました。（口頭で）

病院本体の入札の完了し、私は、議会で他の工事（電気、水道、土木等）の工事は、宜野湾市は苦渋の決断をしたのだから、国に対して、市内業者を優先的な方法で工事に関わるよう、市長は要請をすべきであると訴えましたが、伊波さんは、海軍病院は反対だから、要請は行わない。と答弁。

病院の工事の前に、沖縄県埋蔵文化センターや宜野湾市教育委員会が発掘調査を行いました。その結果、文化財は記録保存という結果になりました。つまり法律的に工事が行えるという事です。合わせて、宜野湾市は平成21年4月30日付けで病院工事に対して「建築基準に関係規定に適合しているとして、確認済書」を沖縄防衛局へ交付しました。

沖縄県、宜野湾市教育委員会、そして宜野湾市も在沖米国海軍病院の建設を認めました。平成12年にすでに宜野湾市は、移設建設を認め、関係機関も了解しました。また、地域住民からも反対の声はありません。ただひとり、反対した元市長。

水道の接続工事も反対したことは以前に、何度も報告しました。（国からは口頭での要請で、断りました。）

そうした流れの中で、突然、元市長は平成21年2月23日に文書で海軍病院移設見直しについて要請を行いました。国から宜野湾市に対して建築確認関係の書類が提出されたのが、平成20年10月17日で、宜野湾市が建築確認済書を交付したのが、平成21年4月30日ですから、アリバイ作りとしか思えません。

簡単に説明すると、平成8年のSACO合意で日米で合意し、宜野湾市も平成12年に苦渋の決断で受入れを認め、9つの要望事項をしました。そのうちの「ちゅんなー公園は、国の9割補助ですでに完成」ところが平成15年に元市長が口頭で反対。平成21に初めて国へ反対要請。ようするに一度決まったことに。ただ一人反対し、病院は建設、地元のへの工事はなし、水道も断り、まさに普天間地域や宜野湾市は何のために苦渋の決断をしたのかわからない。

また、普天満宮周辺のまちづくり事業の基本構想、基本計画で認めた「米軍人との交流」の文字にも、元市長は反対し事業を中断させました。

ところが、何度も議会で追及され、自身も県知事への出馬の為、元市長は「米軍人との交流」の言葉を認めました。

ですから、在沖海軍病院を元市長は、自身も認めたことになるのではないでしょうか？

もう、反対だけの話ではなく、前向きな話をしたいです。例えば、病院への急患や難病患者の受入れ。施設内の駐車場を軍民共同使用。基地内の一部道路の使用など。地元に貢献できる政策は沢山あります。私は、議会で何度も訴えました。

チェンジ宜野湾。反対だけの話ではなく　前向きな話ができる人こそ市長にふさわしいです。